仮想サーバと物理サーバの負荷の感じ方の違い

By admin, 2013/07/25

私たちはホスティング黎明期の物理サーバを利用したレンタルサーバの時代から数多くのサーバを利用してきました。

お客様の要望にあったサーバをサイジングするのは、腕の見せ所のひとつです。

物理サーバだった時代は、少し高めのスペックを用意するのが標準でした。

導入後のユーザ数の増加や機能の追加に対応できるように
初期導入時の運用開始後のコンピュータリソースの稼働率(Utilization)は30%~40%程度になるようにと考えました。

サイジングが正しかったか、正しくなかったを確かめるために vmstat コマンドを入力するときは緊張しました。

時代が進み、仮想サーバになって、このサイジングの緊張から大分と開放されました。
実際にCPUやメモリの負荷状態が思ったよりの高い状態になったら、リソースを増やすという行為が簡単にできるからです。

当然、金額に反映されるため、プレッシャーがないわけではないですが、
取り返しのつかない状況というのは、回避することができます。

物理サーバでは、コンピュータリソースの負荷が80%以上になると、レスポンスに影響が出始めました。
体感的に遅いとユーザが感じて、こちらにも改善要求がくるようになります。
この数値は身にしみているので、仮想サーバでもこの80%という閾値は対応の目安としていました。
しかし実際には80%以上の負荷であっても、ユーザからレスポンス低下の連絡を受けることがほとんどありません。
こちらから、確認しても特に問題ないという回答を頂くことがありました。

この原因は実は簡単でして、
バックグラウンドにより豊富なITリソース(CPU、メモリ、HDD)をもつ上で稼動する仮想サーバは物理サーバ以上に稼働率を使い切ることができるということです。
またひとつ仮想化のメリットを感じることができました。

「仮想サーバと物理サーバは負荷の感じ方が違う。」
サーバエンジニアとして新しい発見を頂きました。